倫理規定

一般社団法人全国墓じまい協会 倫理規定
前文
一般社団法人全国墓じまい協会(以下「本協会」という)は、少子高齢化、都市化、価値観の多様化など社会の変化に応じて、お墓に関する問題解決を図り、供養の尊厳を守る活動を推進している。本倫理規定は、会員が高い倫理観と専門性をもって、誠実かつ公平に業務を遂行し、社会からの信頼を得るための基本的な行動指針である。

第1条(基本姿勢)
会員は、墓じまいに関する専門家としての自覚を持ち、依頼者や関係者に対し、誠実・公正・丁寧に対応しなければならない。

第2条(社会的責任)
会員は、墓じまいという行為を通じて、持続可能な社会づくり、地域との調和、環境への配慮に努め、文化的価値や供養の心を次世代に継承する社会的責任を自覚する。

第3条(依頼者の尊重)
会員は、依頼者の宗教観、供養の形式、家族の意向、生活背景などを尊重し、個別の事情に応じた柔軟な対応を行う。
不安や疑問に対しては、分かりやすく丁寧に説明し、依頼者が納得して判断できるよう支援する。

第4条(フューネラルハラスメントの防止)
会員は、供養や墓じまいに関するいかなるハラスメントも行ってはならない。特に宗教的信条、経済事情、ライフスタイル、家族構成等に対する強制・干渉を厳に慎む。
葬儀社、寺院、石材業者など他業種との連携においても、依頼者の自由な選択を妨げず、不適切な勧誘や負担を助長してはならない。
フューネラルハラスメントが疑われる行為があった場合は、協会は調査を行い、必要な指導または処分を行う。

第5条(会員間の信頼と協調)
会員は互いに敬意を払い、礼儀を守り、思いやりを持って接し、健全な人間関係を築く。
会員間での情報共有、連携、技術向上を促進し、協会全体の品質と信頼性の向上に努める。
不正行為や誹謗中傷、妨害行為を行ってはならない。

第6条(守秘義務)
会員は、業務上知り得た個人情報や関係者のプライバシーを適切に取り扱い、秘密保持に努める。無断で第三者に開示してはならない。

第7条(法令遵守)
会員は、墓じまいや関連する業務において関係法令、条例、公的ガイドラインを遵守し、適正な手続きと工事を行う。

第8条(倫理規定違反への対応)
会員が本規定に違反した場合、協会は事情を確認の上、必要に応じて指導・勧告・警告・資格停止・除名等の処分を行うことがある。

附則
本倫理規定は、理事会の決議に基づき制定され、随時見直しを行うものとする。改訂時には、全会員に通知され、速やかに遵守が求められる。